燃やす。⑷渡邊大生

『燃やす。』ブログ第四回の担当は、衣装メイクの渡邊大生です。

______________________________________________________

 

めっきり寒くなって来ましたね、本公演衣装メイクチーフのだいきです。

クリスマスも終わってすっかり年の瀬って感じがするなあとしみじみ思いながら心身ともに冷え切ったぼくからの提供で今回のブログはお送りします、!

この記事ね、重くならないように言われてるんですよ実は。(この先結局重たくなります、ブログ担当の方ごめんなさい。)

テーマ「燃やしたいもの」で書いてくださいねーと言われて、

「燃やしたいもの」って言われたら自分が縛られている過去とか概念とかまあ確かに幾つか存在して、今回の記事を書く上でいろいろ考えたんですけど、ぼくの中では自分が縛られてるものって案外燃やしたくないもの多かったんですよね。

 

before

f:id:kinkakuzi_sfc:20161230232424j:plain

 

after

f:id:kinkakuzi_sfc:20161230232504j:plain

 

たぶん人間って多くの人が周りからみたら本当にくだらない些細なことで死ぬほど悩んで苦しむと思うんですよ、ぼくらくらいの年齢だったらモラトリアム的なことも含めて。

でも、色々悩んだとしてもすべてがすべて燃やせるわけではなく、燃やせないことも多々あると思うけど、それはそれでいいんじゃないかなって。

燃やしたいものを燃やすことと、自分の中で燃やしたくないものor燃やせないものを見つけることってたぶん同じくらい大切で。

つまり何が言いたいかっていうと、軽めの内容でって言われてもたまには重いブログがあってもいいんじゃない?ってことで(許してくれないかな…)

最後に衣装的な一言を付け加えると、舞台『金閣寺』では和服を多く使用しているため、普段のサークル活動としての公演より大変なことも多いですが、2人の優秀な後輩と和気藹々と仕事を進めております。
なので、ぜひ和服美人にも注目してくれると嬉しいです!

 

_________________________________

演劇 「金閣寺」 

● あらすじ
「僕の内界と外界との間の扉に鍵があり、うまく開いたためしがない。
それどころか、その鍵は、錆びついてしまっているのだ」

貧しい寺の子として生まれた主人公・溝口。
彼は生来の吃りのために人とうまく接することができず、その苦しみは母さえも理解してくれない。
孤独にもがく彼に病弱な父は、「金閣がお前を導いてくださる」と、その美しさを聞かせる。
父の死後、遺言によって彼は金閣寺の徒弟となった―

● 演劇「金閣寺」について
金閣寺は、1950年7月2日に寺の青年僧に放火され、消失した。―
今の僕と同じ年齢であり、また僕と同じハンディキャップを背負っていた彼は、なぜ金閣寺に火をつけなければならなかったのか。
時代の過渡期を生きる今の僕らにとって、彼が出そうとしていた答えは力強く、そしてどこまでも愛おしいものでした。その瞬間まで、一緒に彼を見守っていただければと思います。
主宰 高橋拓也

● 公演日時
➢ 1月9日(月・祝) 12:30/19:00
➢ 1月10日(火) 11:00/15:30
公演時間約2時間半/途中休憩有
開場は開演の30分前とさせていただきます。

● 会場
THE CAVE
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1丁目3-1イセビル地下1階

-JR根岸線関内駅北口徒歩3分
-横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅6番出口徒歩2分

● 駅から劇場までのアクセス
[JR根岸線 関内駅からお越しの方]
JR根岸線 関内駅北口より、地下マリナードに入り、エクセルシオールの横の階段を上った目の前に劇場があります。

[横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅からお越しの方]
横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅6番出口より、地下マリナードに入り、エクセルシオールの横の階段を上った目の前に劇場があります。

● 料金
➢ 学生 前売り1000円/当日1300円
➢ 大人 前売り1500円/当日1800円 
➢ 高校生 前売り/当日 一律 500円

全席自由席/当日精算のみ 

● チケット予約
https://ticket.corich.jp/apply/79389/
 
● 主宰
高橋拓也

● 出演
河野麗生
金澤卓哉
高橋拓也
瀬下明紗子
後藤寛貴
柴崎輝
早川雅仁
山崎達也
千頭郁葉
金子晴菜
佐々木勇輝 

● スタッフ
演出 早川雅仁
舞台監督 新居真夏 高橋拓也
舞台監督補佐 土田悠輝
舞台美術 加藤瑶子 石川詩穂 北川理奈 木村美帆
照明 福沢理紗 佐野瑛美香
音響 山崎達也 常田佳穂
振付 丸山千尋 佐々木勇輝
衣装メイク 渡邊大生 田中実佳 本宮圭
小道具 三品万麻紗
劇中映像・楽曲制作 田巻正典
制作 伊賀あゆみ
制作補佐 山本希 金子晴菜 千頭郁葉 村上航
宣伝美術 脇田はるか
写真撮影 猪尾風花
題字 三品万麻紗
映像広報 森本万葉 松島千晃
Web制作 土田悠輝
技術指導 喜久田吉蔵
原作 三島由紀夫
原作翻案 セルジュ・ラモット
脚本 伊藤ちひろ 宮本亜門

● 協力
株式会社パル
株式会社WM
有限会社セカンドサイト
株式会社酒井著作権事務所

● Webページ